卒園式《梅組》

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令和2年度の卒園式を行いました。
朝、子どもたちとのお別れを悲しんだ雨がしとしと降っていました。午後から晴れるという天気予報をあてに予定を変更し、卒園式を先に行い集合写真を後から撮ることにしました。

 

9時20分頃、予定通り登園して来た子どもたちは梅組の部屋の前で受付をし、胸に薔薇の花をつけてもらいました。
9時40分、予定を早めて令和2年度の卒園式が始まりました。
卒園証書授与では厳粛なムードの中、少し緊張気味ではありましたが、みんな大きな声で返事をし、礼儀正しくお辞儀をしてそれぞれの卒園証書を受け取る事が出来ていました。

一年の思い出では、春・夏・秋・冬それぞれの季節で印象深かった思い出を一つひとつ思い出しながら情感を込めて言いました。

 

 

そしてみんなで『♪ひまわり』の歌をうたいました。

子どもたちの澄んだ歌声がホールに響き渡り、参加者の感情も盛り上がります。

「まだ小さくて泣いてばかりだった頃、わがままを言って困らせたり、ふざけて怪我をして心配させたこともあったけど、ぼくたちわたしたちはもうすぐ一年生になります。ブカブカだった遊び着もこんなに小さくなったよ。ピカピカだったカバンもちょっぴりボロボロ・・・」の台詞の後に歌った「♪おおきくなったよ」の歌をうたっている時は、保護者の方々も過ぎし日の事を思い出しながら涙が流れるシーンも多かったようです。

そして、「ありがとうのメッセージ」ではお家の人に心を込めてお礼のメッセージを送りました。

ひとりずつお家の人へのメッセージを言葉で伝えた後、自分で書いた手紙を渡しに行きました。お母さんやお父さんにギューッっと抱きしめてもらった時・・・子どもたちは「今まで頑張ってきてよかった・・・」と満足感を感じた事でしょう・・・

お別れの歌は「♪さくら さくら ほいくえん」をうたいました。
今年の卒園式では、元気印のあの子が涙をこらえて震える声で「お母さんありがとう」と伝えたり、思いもよらなかった子が感極まって号泣したり、参加した保育士も思わずもらい泣きしてしまいました。
1時間があっという間に過ぎ去り、なんだかほっこり温かい気持ちに包まれた卒園式になりました。

式が終る頃には青空ものぞくようになり、園庭に出てみんなで卒園の記念写真を撮ることができました。

部屋に帰って遊び着を着替えたり、帰る支度を整えました。

園庭では「さくらんぼ会」主催で、先生達とのお別れ会をしました。

在園児たちも見送りに出て来てくれました。